こんにちは。ジェシカです。
今日は我が家で密かに進めている「家族みんな家庭内英語化計画」についてお話します。
我が子を英語が話せるようにするにはどうしたらいいのか?
子どもの英語力だけを考えるのであれば、海外で暮らし英語だらけの環境の中で育てるのがベストかも知れませんが、「海外に移住しよう!」などとすぐに実行できるものでもありませんよね。
では、日本に居ながらにして、我が子を英語が出来る人間に育てるにはどうするべきか。
我が家では私と主人が海外で暮らした経験があるので、英語の習得方法について頻繁に話し合います。
その中で出てくるのが日本人の「英語運用能力」についてなんです。
英語運用能力が注目されている
今や英語の運用能力は様々な場所で注目されています。
中央大学で
中央大学(法学部 商学部)では特別入試の1つとしてTOEFL、TOEIC、英検などの高得点者で英語の運用能力に優れた方を対象として入試を行っています。(2014年8月27日現在)
受験生からすれば、門が1つ増えるという事です。
大阪府の教員採用試験
また、大阪府の教員採用試験では「英語運用能力アピールシート」があり、英語を受験する時に2次試験の当日に提出を求められる書類だそうです。
・平成 26 年度大阪府公立学校教員採用選考テスト:英語運用能力 アピールシート
この件について検索してみると、アピールシートに書く内容を具体的に書かれている方がいらっしゃいました。
あらゆる英語テストの成績、スピーチコンテストや英文エッセイなどの賞歴、英語に関する自己アピール。英語に関する自己アピールは結構大変そう。英語教員を目指すのであれば、高い英語運用能力が必要なのですね。
楽天やユニクロなど
パナソニック、ユニクロは8割……急増する外国人採用数 英語と就職、出世、お金「どう有利、不利?」【外国人採用】:PRESIDENT Online - プレジデントもう10年も前から社内英語公用語化を進めてきた楽天やユニクロ。
今後も英語の優位性が変わらないとすれば、このような環境の下では極端に言えば「仕事はできる。英語はできない。」という人よりも「仕事はできない。英語はできる。」という人間がかなり有利になっているのかもしれないと少し危惧しています。
人には様々な能力があるけれど…
この競争社会で「英語運用能力」のみ優れた人だけが生き残る事は考えにくいのですが、英語運用能力を重視するあまり、他の指標に秀でている人を潰しかねないのではないかと思うのです。
子どもには英語も出来て、他の能力にも秀でた人材になって欲しいと思うのは高望みでしょうか。。
でも、英語が出来るに越した事はないのはまぎれもない事実。
そこで、我が家では「家族みんな家庭内英語化計画」を実行中!
以下のような英語習得法を実践しています。
1:日本の学習スタイルからの脱出
今まで私たちが学校や塾で学んできた「英語」という教科は、主に机に向かってテキストを開くというものでした。
それ故に周りのお父さん、お母さん達を見ていると、自分たちが学んできたやり方で英語を教えようとしてしまっている現場を多く見かけます。
この連鎖が日本の英語難民をさらに多く創り出してしまう一因である、と私は思います。
まず我が家ではこの机に向かって英語を勉強するスタイルを出来るだけ排除するように心がけています。
2:英語運用能力を高める反復練習
英語学習はスポーツ習得にとてもに似ています。
英語を使いこなせるようになるためには反復練習が一番大切なことなのですが、学校では知識を詰め込むことが優先され、優先順位としては反復練習が最も下に位置しているのが現実です。
これが、何年勉強してもどれだけやっても英語が話せない原因ではないでしょうか。
ひっくり返せば、英語が苦手と思っている日本人も、英語の反復練習の場を増やせば英語運用能力は飛躍的に上がって行くと思うのです。
その意味で、様々な意見があるのは承知ですが、小学校からの英語教育や高校でのオールイングリッシュ授業は一概に悪いとは思えません。
ただし、急な変革を求めても意味がない事は確かです。
まずは英語を使うことに対する抵抗感を減らして行き、どんな場でも拙い英語を使えることが重要なのではないでしょうか。
音で慣れたら文字にも親しんでもらう
ですから、英語を使うことは「日常の一部」なのだと子どもに教えています。
音としての英語は、子どもが生まれた時から英語で話しかけたりすることで慣れてもらっているので、小学校1年生になったのを機にベネッセのBEーGOを取り始め、英字にも親しんでもらうことにしました。
その教材の中に「PENGY STORY BOOK」という英語音声も聞くことが出来るちょっとしたお話BOOKがついてきます。
今回夏休み中に、そのお話BOOKの中で一番易しいものをチョイス。
家族3人で丸暗記をし誰が一番最初に完璧に暗記できるか競うことになりました。
子供と真剣勝負!
勝負となると親も真剣になります、それに負けられるかと子どもも真剣になります。
特に子の集中力はものすごく1日中どこででもブツブツ繰り返しつぶやいて暗記しています。
覚え方など一度も教えたことはありませんが、子供というのは語学を習得する方法を自らの経験ですでに知っているようです。
そんな子供を見て、やはり語学習得は反復練習が近道なんだなと再認識しています。
さて、「家族みんな家庭内英語化計画」いかがだったでしょうか?長々と書きましたが、やっていることはそんなにむずかしいことではありません。
みなさんのお家でも是非試してみて下さいね。