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Life-eBox

「Life-eBox」は、生活を豊かにするためのニュースや知識、アイテムをお届けするブログ。楽しむ事で見えてくる可能性や、広がる世界をお届けしていきます。

英語を身につけるために必要な時間は1000時間以上!?お家で聞ける英語ソングの効果とは?

英会話スクールに任せきりにしてはいられない!?

http://www.flickr.com/photos/74796608@N00/4103986832
photo by garageolimpo


先日、小学2年生の息子さんを持つママと会話をしている時にこんな会話がありました。

ママ友:「子どもをネイティブの英会話教室に通わせているんだけど、本当に英語話せるようになってるのかな?」
私:「お家で英語のCDとかテレビとか聞いてる?」
ママ友:「ううん、歌の時(幼稚園くらいの時)はかけてたけど最近はあまり。英語教室に任せちゃってるけど・・・だめかな?」

うー、ハッキリ言ってもったいない!
家庭学習をしていないと1週間に1時間程度しか英語に触れられないので、年間50時間程度。1週間のうちに忘れてしまうところもあるので、とてもじゃないですが定着しません。

英会話教室に任せっきりと、そうでない場合の比較

分かりやすい様に、英会話教室に任せっきりの場合と、家庭でも英語に触れる時間を作る場合で比較してみましょう。

場所 英語に触れる頻度・時間数 1週間の合計時間
英会話教室 60分×週1 60分
オンライン英会話 25分×週2 50分
家庭で英語に触れる 15分×週4 60分

どうでしょう?1日15分、家庭でも英語に触れる時間を作るだけで、英会話教室と同じ時間数になりました。
また、忘却曲線のことを考えると、毎日、ご家庭で英語のDVDやCDを聞き続けることが、後々の英語力強化につながって行く大きな力になりそうです。

もちろん、経済的余裕がある場合は、英語教室やオンライン英会話を組み合わせて使う事で、より大きな効果が期待できると思います。

英語の歌は英語力強化の近道!

http://www.flickr.com/photos/13101664@N03/8939179979
photo by camknows

「英会話教室のレッスンを見学したことがあるけど、英語の歌ばっかりやっているの。本当に英語力が身についているのか不思議なんだよね。」

これまた、さっきもお話しした小学生の息子さんを持つAさんに言われた言葉。
英語の歌は、子どもの年齢に合わせて効果的に歌を使用れば、とても効果が高いです。

英語の歌はどんなことが身につけられるの?

英語の歌を歌う事で、以下の効果が期待できます。

  1. 英語独特のリズムを自然に身につけられる
  2. 英語独特の発音を自然に身に付けられる
  3. 将来的に英文法と音を紐づけられる

では、順々に詳しく見て行きましょう。

英語独特のリズムを自然に身につけられる

5歳くらいの子どもは聞いた音をそのまま発音することができると言われています。よく子どもがオウム返しするのを聞きますね。歌を通して聞くので、発音だけでなく英語の特有のリズムが自然と身に付いていきます。

「幼児期の英語研究」や「子どもの言語発達」を専門とされている佐藤久美子先生も以下の様に述べてます。

私どもの調査では、5歳までの時期は、日本語の音も英語の音も同じように聞き取りやすい、という結果が出ています。また、その年代の子どもたちは、聞いた音をそのまま素直に反復できる"マネ上手"でもあるので、この時期に英語に触れておくという良さはあると思います。

英語の始めどきはいつ? | nanapi [ナナピ]英語の始めどきはいつ? | nanapi [ナナピ]

英語独特の発音を自然に身に付けられる

英語の発音に関しては、大人が非常に苦戦する部分です。私もそうでした。日本語は母音5個、子音が10個。対する英語は母音16個、子音29個。
50音しか聞き取らない日本人の耳には、英語の音の区別や発音が難しいのです。

日本語でも、幼少期は「さ」「は」行の発音が難しく練習していたら話せるようになりますよね。英語も練習をしたら話せて区別できるようになるのです。

有名な”Twinkle Twinkle Little Star”(きらきら星)であれば、L/Rが出てくるので発音の練習としても使えます。

将来的に英文法と音を紐づけられる

また、将来的には音を基に文法もわかるようになるものです。小学生高学年くらいになると、英語の文法問題(穴埋めや語彙の並び替えなど)も解けるようになってきます。文法自体を理解していなくても「歌の(”I like~.”’’You are~.”''What's your name?"とか)フレーズが残っていて、こんな順番だったと思う。」なんてことも。

もちろん「なんとなく」で受験英語やテスト問題を解くのは危険ではないか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、リズムや音・フレーズを体に染み込ませるというのは、英語の理解を深める上で「予習」となっているはずです。

テストでいい点を取れるかということと、ビジネス等の現場で英会話を使えるかということが必ずしも同意ではないことは、今までの日本の英語教育から見ても分かる事だと思います。

ですから、「英語の土台」を身につけた上で、受験英語に沿った形で英語を勉強すること(特に英文法)に気持ちを持って行かれるかどうかは本人次第といったところではないでしょうか。

「活きた英語」がぎっしり詰まった英語の歌

言語は「こう言った方が自然だから。」という感覚が非常に重要。英語の歌はその感覚を養うのに一役買っているわけです。

子どもがよく聞くような『キラキラ星』などの童謡だけでなく、80年代の曲を聞けば、その時代に使われている「生の」英語に触れる事ができますし、最近チャートを賑わせている英語の曲を聞けば、若者の使っている言葉が身に付くかもしれません。

いろんな英語表現を感覚的に養うために、沢山の英語の歌を聞いてみましょうね。

英語を身につけるために必要なリスニング時間は1000時間以上

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photo by k masback

「石の上にも3年」という有名な言葉があります。
何事も始めてすぐには芽が出なくても、じっくりと時間をかけて習得すれば、やがて芽が出る。という意味です。

言葉を学ぶ上で、この考え方は非常に重要です。第二言語習得のために必要なリスニングの時間は1000時間と言われています。(日本語は英語と似ていないので、もっと必要と考えられています。)毎日1時間聞いたとして年間365時間なので、1000時間を目標とすると3年はかかる計算です。

リスニングだけですから、自分で話すことを考えると、もっと多く英語に触れる時間を作らなければいけません。

NHKラジオ「ビジネス英会話」講師を務めたこともある日向 清人さんは

通算300時間弱の中学校英語教育では箸にも棒にもかからない感じです。もちろん、同じ時間数でもぼんやり過ごすか集中しているか、何をやるかといった要因で大きく効果が違ってきますが、それにしても、最低限こなすべき時間数があり、冒頭のカナダの例を考えると、実用レベルに到達するには、2,000から3,000時間は必要と見て間違いなさそうです。

と述べています。これは効率的に英語を学んで行きたいですね。

日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク

みなさんも是非、子どもと一緒におうちで毎日少しずつ英語ソングや遊びを使って、1000時間以上を目標に、英語に触れる時間を作ってみて下さいね。

次回からは、有名なマザーグースや楽しく手遊びができる歌などをご紹介します。お楽しみに☆


参考資料

母音と子音の発音記号の違い!母音16個と子音29個を解説|トイベン
実践家からの児童英語教育法―実践者による、実践者のための、新しい英語教育書 (解説編) 実践家からの児童英語教育法