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あなたのお子さんは大丈夫?英語学習の「10歳の壁・14歳の現実」を乗り越えよう。松香洋子氏が語る「子どもの特性を生かす英語学習」その2

21世紀型学力とは?

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photo by Philippe Put

前回ご紹介した(株)mpi松香フォニックス会長の松香洋子先生のお話の続きです。

松香先生は「21世紀型学力」としていくつかの項目を挙げられましたが、その中には次のようなものがあります。

  • 児童生徒一人ひとりに達成感を持たせうる学びの場を設定することが重要。
  • 自分の成長を自分で実感できることが重要。

確かにこうした部分は今までの英語学習の中で日本において、工夫の余地がある難しい課題でした。

このような中、大阪万博跡地に来年秋、幼児や小学生が遊びながら英語を学べる韓国の留学型テーマパーク「英語村」が登場するという報道がありました。
この報に接して思い出すこともありますので、その詳細はまたの機会に譲ります。

「10歳の壁・14歳の現実」

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photo by Bill Selak

さて、話は小学生英語についてです。2020年から新指導要領の実施で、3年生から週1~2回?5・6年生は教科化で週2~3回?など具体的なことは、まだすべて不透明な状況のようです。

そこで、民間・個人のレベルでの取り組みですが、松香先生は「10歳の壁・14歳の現実」を超えていくことについてこう語ります。

「10歳の壁」とは、それまで英語を学習してきても10歳でやめてしまうと、以前のことを忘れてしまうこと。
そして「14歳の現実」とは、幼児期に「ウチの子をぜひグローバルに育てたい!」と言って早期英語教育に熱心だった理想的な母親などが、子どもが14歳になると目の前の受験に流れて、「グローバル」よりとにかく学校の成績・テストの点数重視へと価値観が変化してしまうことだそうです。

実は、私は小学生から引き続き中学生にも英語を教えていましたが、その教室では見事に中学生のクラスは「塾」化していました。最初から、そのような「現実」に合わせた会社の方針だったのでしょう。

今まさに早期英語教育実践中の方、いかがでしょう?「ウチの子はまだまだ14歳には10年あるし~」なんていう方は、頭の隅っこにこのことを置いておいてくださいね。


その時期にいかにそうした「現実」を乗り越えて当初の理想を貫けるか、親御さんやそれを支える周りのサポートの正念場と言えそうです。

10年間に2000時間のインプット

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photo by garageolimpo

もうひとつ子どもと英語において松香先生は、英語を身につけるために必要なインプット時間は10年間に2000時間としています。先ほどの「壁」と「現実」にも関連してきますが、「継続は力」であることに改めて言及されています。

よく私たちは中・高・大学と10年も英語を勉強してきて話せないなどと耳にしますが、10年間英語をインプットし続けてきたわけではなく、本当に英語をインプットしたのはいったい何時間くらいだったでしょう。週に数時間の授業で、しかもその1時間の中では日本語の方が多かったりするわけで・・・。

外国語を習得するために必要とされる時間の絶対量を意識すると、子ども時代に英語に触れることの意義がわかりやすくなるかもしれません。
このお話はまた機会があればその時に。

せっかくですので、次回ももう少し松香先生のお話にお付き合いくださいね。